避難訓練2

 今日は、延期になっていた今年度2回目の避難訓練を実施しました。

 今回は、休み時間の火災(家庭科室から出火)を想定し、家庭科室を避けた避難経路を通り、避難場所(朝の降雨によるグラウンドコンディション不良のため、ピロティー)に避難しました。

 今回の訓練は、授業中ではなく、自由に過ごす休み時間の火災発生を想定したため、非常ベルが鳴った時、子どもたちがどのように行動するか気になり、体育館に行ってみました。すると、子どもたちは、口を閉じて鼻と口にハンカチを当て、数人が輪になって座っていました。先生の指示がない時でも、正しい行動ができており、とても感心しました。その後、子どもたちは、放送の指示をしっかり聴き、避難行動を開始し、全員が速やかにピロティ―に集合し、避難が完了しました。

 また、今回は、避難後に、煙の中を通り抜ける体験をしました。担任の先生を先頭に一列に並び、煙(吸っても害にならないもの)が充満した教室に入り、壁を手で触り、位置を確認しながら移動して教室を出ます。煙が充満した教室は、目を開けているにも関わらず、ほとんど前が見えません。思わず、「うわー何にも見えない!」という声をもらす子もおりましたが、みんなハンカチを鼻と口に当て、腰を低くして素早く移動することができました。火災が発生した時の「煙」の危険性について、体験を通して学ぶことができました。

 災害は、いつ、どこで起きるか分かりません。だからこそ、いつでも、いざという時に適切な行動が起こせるように、繰り返しの訓練が必要です。今後も、実際に発生した時の状況をイメージしながら、緊張感をもって避難訓練を実施し、非常時に備えていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

校内マラソン大会

次の記事

いきいきトーク2