大学生とワークショップ(3年生)

昨日(2月27日)、新潟国際情報大学の学生さんが来校し、3年生といっしょにワープショップを行いました。タイトルは「あなたのメガネは何色めがね?~みんなで創る思いやりの世界」で、主に、人は無意識に偏見をもってしまうことや多様な考え方を受け入れることの大切さなどについて、ゲームやクイズを行いながらみんなで考えました。

 クイズでは、「消防士は男の人の仕事か」「ご飯を作るのは女性の仕事か」「メガネをかけている人は頭がよいか」などを取り上げ、みんなで考えました。子どもたちからは、「消防署に見学に行ったら女性の人も働いていると言っていた」「ご飯を作る人は男性もいるよ」「めがねは目が悪い人がかけるから、頭は関係ない」などの意見があり、「思い込みや自分のイメージだけで決めてしまってはいけない」ということを確認しました。

 また、言葉の並び替えのゲームでは、「まじめだね」「おとなしいね」「目立っているね」「一生懸命だね」「マイペースだね」等のカードを自分が言われたら嫌だと思う順番に並び替えを行い、どうしてその順番にしたかについて意見を交流しました。順番が全く同じというケースは少なく、「同じ言葉であっても、受け止め方・感じ方は人それぞれである」「自分が言われてうれしいことは、必ずしも相手もうれしいとはかぎらない」等について学ぶことができました。

 これからの社会は、多様性を受け入れ、自他の考えを尊重し合うことが益々大切になってきます。今回のワークショップでは、そのことを学ぶよい機会となりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です