校内授業研究(公開授業)

 昨日の4時間目に校内授業研究(6年生の授業公開)がありました。内容は、算数の「資料の整理」の学習で、「様々なデータを読み取り、どの野球チームが優勝するか予想しよう」という課題の解決に向け、みんなで考えました。

 データ(資料)は、3つの野球チームの得点に関するもので、みんな自分なりの根拠を述べながら、優勝を予想しました。丁度、体育の授業で野球を経験したばかりだったので、子どもたちは、その時の様子を想起しながら、自分なりの予想を発表していました。

 また、授業の後半には、新たなデータが追加提示されたことにより、子どもたちは、さらに思考を巡らし、自分の考えが妥当であるかを確かめようと、必要感をもって友だちの発表に耳を傾け、頷いたり、疑問をもったりしながら、思考を深めていきました。

 その結果、友だちが発表するどの考えも、根拠がしっかりしていて、納得のいく内容であったため、子どもたちは、「だれの考えが正しいということではなく、どのデータを基準にして比較するかによって、さまざまな予想をすることができる」ということに気付きました。

「先生が教え込む」のではなく、互いの意見を交流することで、みんなが納得する結論にたどり着いた素晴らしい授業でした。

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