湯之谷小学校では,全校一斉ソーシャルスキル教育(SSE)に取り組んでいます。毎月,SS(ソーシャルスキル)集会を設定し,職員が日常の場面を取り上げて寸劇をしたりしながら,「この場面ではどのような言動が望ましいか」を児童に考えさせ,実際にやってみる時間を設けています。今回の集会では,「友達が黙ってハサミを借りていった。咎めても,相手の態度にカチンとくる。」という場面を取り上げました。職員による寸劇場面では,初めは笑い声も聞こえましたが,真剣に演じる先生方の様子から気持ちを切り替え,真剣に考えようとする児童が増えたように感じました。年間を通じて取り組んでいるSS集会ですが,過去に同じような内容で取り組んだはずの高学年の児童も,ふざけることなく集会に参加し,しっかりと考えようとしている姿に,いつも感心しています。