2025.6.27 梅雨の時期

すでに梅雨の時期を迎えていますが、長雨も続くことがなく、暑い日とそうでない日が交互に続いている今日です。子どもたちは汗をかきながらも、元気に登校してきています。

小学校ではプール授業が始まりました。小学校の水泳学習では、子どもが万が一、川に落ちたりした時も自分で命を守ることができるように泳力を養っていきます。安全第一で水に親しみ、「水はこわい」という気持ちをやわらげつつ、学年に応じて段階的にある程度の距離を泳げるようにしていきます。

4年生では魚沼市社会福祉協会の皆様のご協力をいただいて、福祉学習を進めています。この日は、パラスポーツ「ボッチャ」を教えていただきました。白い目標球(ジャックボール)に、赤と青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり転がしたりして、いかに近づけるかを競うスポーツです。障害の有無に関わらず、誰でも一緒に楽しめるようにルールが工夫されています。パラスポーツを通じて、子どもたちの心を養っていきます。

25日には「ゆのたにっ子支援クラブ」の事業の一環として「わくわくネット輪ークあいさつ運動」を行いました。湯之谷中学校の生徒さんからも来ていただき、2年生の畑の前で子どもたちと元気な挨拶をかわしました。中学生のさわやかな様子に思わず笑顔になります。あいさつは社会生活や人間関係作りの第一歩と言われていますが、どの子にもあいさつのよさを実感してもらい、「あなたを大切にしているよ」という気持ちをもって挨拶をしてほしいと願っています。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

23日は児童会の主催で「いじめ見逃しゼロスクール集会」を行いました。「いじめ見逃しゼロスクール集会」というのは新潟県独自の取組で、いじめ行為はもとより、いじめを見逃すこともなくそうと意味が込められています。この日は、クラスごとに話し合って決めたいじめ見逃しゼロに向けたクラス目標を発表し合いました。「いじめたい」という気持ちは、誰の心の中にも芽生える可能性のある、非常に複雑な感情です。しかし、実際に行動に移すまえに、私たちには自分の気持ちをコントールするチャンスがあります。そうした感情が湧いても、「いじめは悪いことだ」「人を傷つけてはいけない」という倫理観や理性が働かせ、行動を抑制することができるように、さまざまな機会をとらえて子どもたちの心を養っていきたいと考えています。