「明るい選挙出前授業」(6年生)

 今日は、6年生の社会の学習で、市の選挙管理委員会の方(佐藤様・中澤様・関様)が来られ、「明るい選挙出前授業」を行いました。

 前半は、政治と暮らしの関わりや選挙のしくみと役割等についてお話をしていただきました。「政治は私たちの暮らしを良くするためにある」「暮らしを良くするための話合いを代表者にしてもらう」「代表者を決めるのが選挙」等、画像を用いながら分かりやすく説明していただきました。

 後半は、選挙の模擬体験でした。担任と校長(私)が候補者として演説し、それを聞いた子どもたちが実際に投票します。驚いたのは、本物の投票箱や投票用紙、候補者の氏名を記入する台を使用したことでした。また、投票してから開票まで、選挙管理委員会が実際に行っている作業工程もリアルに再現されており、選挙を管理運営する仕事も体験させていただくことができました。

 「政治」や「選挙」などは、教室で教科書や視聴覚資料を活用して学ぶケースが多い学習内容ですが、今回のように、実際に演説を聞いて候補者を選んで投票したり、選挙を管理運営する側の仕事をしたりする体験はなかなかできません。子どもたちは、模擬選挙体験を通して「政治」と「選挙」のしくみや役割を理解するだけでなく、「政治」や「選挙」をより一層身近なものとして感じることができたのではないかと思います。

 若者の「政治・選挙離れ」が叫ばれる昨今ですが、子どもたちが18歳になって選挙権を得た時、今日の学習を思い出し、今度は本当の選挙で投票して、進んで政治に参加してくれたらいいなと思います。

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