今年も11月になり、秋が深まってきています。朝晩は冷え込むようになり、白い息をはきながら子どもたちは元気に登校してきています。八海山の頂上は白くなり、近くの山々も色を日々深くしています。

11月1日(土)に、4年生が子ども芸能祭に出演しました。おそろいの法被を身にまとい、これまで練習してきた「銀山太鼓」「佐梨川太鼓」を堂々と披露しました。息の合った勇壮な演奏を会場全体に届けることができ、大きな拍手をいただくことができました。「お客さんが多くて少し緊張した」「まったく緊張はなかった」と子どもの感想は様々でしたが、大きなステージで湯之谷小伝統の和太鼓演奏を披露できたことは、一生の記憶に残るはずです。この演奏は今の3年生に引き継いでいきます。
4日(火)に、外部から講師をお招きし、5.6年生が対象のメディア教室を開催しました。事前に1週間自分のメディアを視聴した時間を記録していました。メディア教室では、メディア(テレビ、ゲーム、配信動画、SNSなど)利用のメリット・デメリットをお話いただいたのち、一人一人が1週間のメディア時間の集計を行いました。相当な時間をメディアに費やしている子、バランスよく上手にメディアと付き合っている子と様々でした。時間はだれにとっても同じ量で有限です。自分の成長につながるメディアとの付き合い方ができるようになることを期待しています。
6日(木)は、外部から多くの教員が来校し、特別活動研究授業発表会を開催しました。発表会では6年生の学級活動の授業を公開したほか、「学校教育で育む非認知能力」と題して東京大学名誉教授の先生の講演会を行いました。「子どもに任せる機会が多いほど、学力も体力も伸びる」「学校は、教えることから、学びを支えることへ重心をうつすことが必要」など、多くの学びを得ることができました。子どもたちにとって必要な学びとは何か、これからも追究していきたいと考えています。
7日(金)は、近隣の幼稚園・保育園の年長さんを招いて、1年生が交流会を行いました。年長さんが来るということで、1年生は朝から緊張している様子でした。「フリスビーまと当て」「わっかキャッチ」「フリスビーあな入れ」「お手玉入れ」「わ投げ」など、子どもたちが考えた5つの遊びを子どもたちが運営しました。「疲れたけれど、年長さんが楽しんでくれてうれしかった」「また来年1年生として入学してくれることが今から楽しみ」など、充実した交流会をすることができました。
