校内授業研究(公開授業)

 今日は2時間目に3年生(北村先生)の校内授業研究(公開授業)がありました。内容は、算数のかけ算(二けた×一けた)の学習で、「12×4の計算の仕方を考える」という課題の解決に向け、みんなで考えました。

  

 二けたのかけ算を知らない子どもたちは、今までに学習した知識や方法を駆使して解決方法を探します。最初に出た考えは2つ。「12を10と2に分けてかけ算をし、最後にたす」という方法と、「12を6と6に分けてかけ算をし、最後にたす」というものでした。

 

 どちらも正解ですが、感心したのは、一人が自分の考えを発表すると、その発表をきっかけにお互いの考えを交流し、考えを深めていく姿でした。担任はほんの少し補足したり、子どもの意見を繋いだりしながら、授業を進めます。意見の交流により、「12を5と7や8と4、9と3にも分けることができる」「10と2に分ける方法が一番よい」「10と2に分けた方が、最後のたし算が楽にできる」など、子どもたちはお互いの考えを基に、みんなが納得のいくよりよい計算方法にたどり着きました。

 学習が子どもたちのものになっている素晴らしい授業でした。

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