書き初め教室

 今日は、書初め教室がありました。指導者は、小林和彦先生です。毎年、この時期にご指導をいただいています。5・6年生が1・2時間目に、3・4年生が3・4時間目に上手に書くポイントを一人一人丁寧に教えていただきました。

 まず、授業が始まると、小林先生から、以下のような、上手に書く6つのポイントの確認がありました。

<6つのポイント~「このはないち」>

「『こ』い墨」・「『の』びやか」・「『は』いちよく」

「『な』まえ」・「『い』きおい」・「『ち』から強く」

 その後、各学年の課題の文字を先生が自ら書いてポイントを説明しました。先生の美しい筆の運びや、整った文字を見て、子どもたちは感嘆の表情を浮かべながら、思わず「すごい!上手!」「完璧!」などの声を漏らしていました。高い技術を目の当たりにした子どもたちは「小林先生に教えてもらえば、絶対上手に書けるぞ」と思ったことでしょう。

 個別指導が始まると、小林先生は子どもたちの書いた作品を一目見て、一人一人の良い点、直すべき点をすぐに指摘し、修正ポイントを朱書きしながら分かりやすくアドバイスをしていました。「横の線は右上がりで細く、縦は太くゆっくりと」「かすれてもよい」「とにかく大きく書くこと」等、子どもたちは、気持ちのこもった小林先生のアドバイスをうずきながら真剣に聞き、自分の場所へ戻ると、指摘された修正ポイントを意識しながら、集中して、繰り返し練習に取り組んでいました。

1月に校内書初め大会があり、市や県の書道展や競書大会に出品を希望する子もいます。小林先生が心を込めて教えてくれたポイントを忘れずにしっかり練習し、満足のいく作品を仕上げてほしいなと思います。

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