3/15 学校だより「星と稲」No.11発行

学校だよりNo.11を配付いたしました。HP「お知らせ」→「学校だより」にもアップしました。下記をクリックしても読むことができます。どうぞご覧ください。以下、巻頭言を掲載いたします。
Click Please 星と稲R3-11

~巻頭言~
当たり前の幸せ

中学生の時、国語のテストで「平和」の対義語が出題され、答えられなかった思い出があります。答えは「戦争」でした。(反対語辞典で調べると、他にも騒乱や戦乱等も対義語だそうです。)中学生の私にとって、戦争はあまりにも日常とかけ離れているため、実感としてとらえることができなかったのです。同じように平和についても、何が平和なのか分からない、日々の生活に追われた平々凡々な子どもでした。今、ウクライナは戦争の最中にいます。数か月前までは、我々と変わらない、穏やかに生活をしていた人口約4千万人のヨーロッパの国が2月24日を境に、砲撃が市中に響く死と隣り合わせの生活になったのです。テレビの向こう側の悲劇を見ながら、平和のありがたみを感じます。伊米ヶ崎小の子どもたちは昔の私のように、とりたてて平和を意識することのない、当たり前の日常の中にいます。ウクライナの子どもたちは、砲弾に逃げまどい、家族と引き離され、ふるさとを追われています。卒業する6年生の子どもたちを目の前にし、ウクライナに早く平和が訪れることを祈るとともに、子どもたちが将来、戦争に巻き込まれるような世の中にならないことを切に願います。

さて、令和3年度も残りわずかになってきました。新型コロナウイルスの感染拡大により、今年度も学校の教育活動に多くの制限がありましたが、子どもたちは明るく、元気に過ごすことができました。『星と稲の訓』のとおり一人一人が努め、励んでたくましく成長しました。こうして1年間の教育活動を無事に終えることができるのも、保護者、地域の皆様のご理解と温かなサポートがあったからこそと感謝しております。
保護者、地域の皆様 1年間のご協力、ご支援ありがとうございました

 

 

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