お花いっぱい アサガオ 人権の花
児童玄関が、花盛りです。1年生が育てているアサガオが見ごろを迎えています。今年は、新潟県「道徳教育用郷土資料 越佐の心 小学校低学年用 いのちのアサガオ」に掲載されている「いのちのアサガオ」の種をまき、育てました。
1986年、白血病だったこうすけくんが種を植え、花が咲くことを楽しみにしていたアサガオ。しかし、こうすけくんの命が尽きてしまい、その花を見ることはできませんでした。そのアサガオからとれた種です。それからずっと、その種が引き継がれてきています。こうすけくんのお母さんは「こうすけはもどってきませんが、今、このたねは何千、何万という人の心に、いのちのたいせつさをつたえています。きっとこうすけもよろこんでいると思います。」と言葉を添えてくださいました。
また、今年は「人権の花」の取組を行っています。人権擁護委員の皆さんからいただいた苗が大きくなり、きれいな花を咲かせています。
花のきれいさだけでなく、種や苗に込められた思いと共に育てること、花を愛でることで、さらに心を育てていきます。