5年生 田植え体験

 5月21日(水)、今日は5年生が「田植え体験」をしました。5年生は総合の学習で「米作り」をテーマに学習を進めており、その一環として本日田植え体験をしました。

 田植え体験は、伊米ヶ崎共和国の森山喜久男さんが所有する水田で行っており、毎年、伊米ヶ崎小学校の5年生のために場所と苗を提供していただいております。地域の方が積極的に当校の教育活動に協力してくださることにあらためて伊米ヶ崎地域の素晴らしさを感じます。ありがとうございます。

 田植えは、まず、森山さんから植え方の指導していただきました。一人一人が苗を植える場所や1カ所に植える苗の数、水田内の歩き方などについて、丁寧に指導していただき、子どもたちもしっかりと聞き、田植えに備えました。

 田植えが始まると、みんな大騒ぎです。ぬかるんだ水田の泥の中に裸足で入ることがないので、なかなか一歩が踏み出せません。なんとか足を踏み入れると独特の感触にみんな思わず声が漏れてしまいました。

最初は大騒ぎの田植え体験も、コツを覚えてくると、みんな集中し、泥に足を取られないようにバランスをとりながら歩みを進め、苗を植え付けていきました。気温が上がる中での作業でした。みんな最後までよく頑張りました。

 5年生は、今後、定期的に稲の生長を観察したり、米作りに携わる方々から話を聞いたりしながら、お米が私たちの食卓に並ぶまでの過程や工夫について学習を進め、秋には稲刈り体験も行います。

 今、お米は値段が高騰し、その推移が連日報道されています。主食であるお米は、それだけ私たちの生活には欠かせないものです。お米作りの学習を通して、携わる方々の苦労や思いを学ぶとともに、これからの「米作り」について、問題提起ができればいいなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です