生活朝会
今日の朝、生活朝会がありました。内容は10月11月12月の生活目標についてです。
最初に生活指導主任の先生から目標についての話がありました。内容は「友だちと協力して活動しよう」と「準備と後始末をきちんとしよう」の二つです。10月25日にあおば学習発表会があり、11月には児童会行事の「星と稲祭り」があります。この大きな行事を実りあるものにするためにも今回の生活目標を意識して生活することはとても大切です。
目標を確認した後、先生方が寸劇を披露しました。テーマは「よりよい話し合い」についてです。「ともだちと協力する」に関連させ、劇を通して、具体的な場面をから、「お互いの気持ちを考えながら話し合いを進める大切さ」について子どもたちに投げかけました。子どもたちは、自分の経験を振り返りながら考え、発表し、よりよい話し合いの在り方について理解していきました。
最後に、なかよし班(縦割り班)ごとに集まって船の絵に色鉛筆で色を塗る活動をしました。これは、ただやみくもに好きな色を塗るのではありません。たった今、全校で確認した「話し合いのルール」を守りながら色を塗る活動です。6年生がリーダーになり、どんな色を塗るか、話し合いながら色を決めて塗っていきました。自分の好きな色を押し通そうする人はいません。一人一人の意見に耳を傾けながら作業に取り組む子どもたちの姿がありました。簡単な塗り絵ですが、時間内に塗り終えることができない班が多くありました。それは、話し合いを丁寧にしたからこその結果であり、良い姿の表れでもありました。
一人一人が自分の思いをみんなに伝え、相手の気持ちを考えながらみんなが真剣に意見を交換し、みんなが納得する結論にたどり着くという話し合いはなかなかできるものではありません。しかし、それができる学級は、間違いなく「協力できる学級」であり、「心が解放された学級」「居心地のよい住みよい学級」といえるでしょう。
10月11月12月の生活目標を念頭に置きながら、積極的に仲間と関わり、一つ一つの問題をみんなで解決して生活し、自分の心を成長させるとともに理想の学級をめざしてほしいなと思います。