3年生は、1月27日(水)に目黒邸に見学に行ってきました。
当日は、気温4度と寒い日でした。
1797年に建てられた豪農の館は、豪雪地帯の特徴を備えた貴重な文化財です。
たくさんの使用人を雇うほどの、高い地位の人が住んでいました。そんな屋敷ですが、足元が寒い。囲炉裏の周り以外は、外気温と同じと感じるほどに。
しかし、それが今から200年前の住居の当たり前だったのだと体感しました。
それにくらべ、最近の家には、便利な電化製品があふれています。
人々の、「快適な暮らしがしたい」という思いが叶えられた結果です。
「不便なことをなくして、快適にくらしたい」と、知恵を絞り、工夫と努力を重ねた先人たちに感謝です。
目黒邸には、郷土資料館も併設されていて、大正から昭和時代まで使われていた道具が展示されています。
「どうやって使うのかな」「何に使うのかな」と興味津々でした。
当時の目黒邸の家主さんは、ランプ全盛の時代に、電気(電球)をいち早く取り入れた先進的な考えの方でした。
国会議員も努めて、新潟県内で初めて自動車を所有したことでも有名です。
身近に、そのような偉人がいたこと、文化財が保存されていることが、魚沼の宝物だと実感しました。